生酵素サプリに副作用はあるの?気になる人に向けて解説

ダイエットや美容など、様々な効果が期待できることから注目されている生酵素サプリ。

「サプリは薬ではなく栄養補助食品なので副作用は出ない」などとも言われていますが、実際のところ生酵素サプリに副作用はあるのでしょうか?

生酵素サプリにも副作用はある

生酵素サプリは薬ではないので副作用は出ないと考えている方もいるかもしれません。

しかし、口コミなどを見ると生酵素サプリを飲んで副作用が出たという声もありますし、国民生活センターからは「健康食品でも薬物性肝障害を発症することがある」との注意喚起がされています。

2017年度に全国の消費生活センターに届いた危害情報全体のうちサプリを含む健康食品が占める割合は16.4%と高く、さらに健康食品のうちの15.4%は酵素食品となっています。

もちろん酵素食品の全てが生酵素サプリというわけではありませんが、生酵素サプリを飲んで思っていたのとは違う症状が出てしまった方も少なからずいるのです。

サプリメントは大きく分けると

  • 体に必要な栄養素を補うビタミン・ミネラルなどの「ベースサプリ」
  • 健康維持や美容効果が期待できるイソフラボン・ローヤルゼリーなどの「ヘルスサプリ」
  • 体調回復に効果があるウコン・グルコサミンなどの「オプショナルサプリ」

の3つに分類されます。

実際はきっちり分類できるわけではなく、生酵素サプリもベースサプリ・ヘルスサプリのどちらとも取れます。

美容目的やダイエット効果を期待して生酵素サプリを飲んだ場合に下痢や肌荒れ、便秘などの症状が出てしまった場合、それは副作用と言えるのです。

なお、医薬品の場合は副作用についての注意喚起や薬剤師からの説明などがありますが、サプリメントにはありません。

注意がないから副作用がないと考えるのではなく、注意されていないからこそ自己責任で副作用に気をつけなくてはいけないのです。

副作用とは

そもそも薬の副作用とは、

「症状を軽くしたり病気を治したりする薬本来の働き(主作用)に対し、薬を服用したことで体に現れる薬本来の働きではない、好ましくない働き」

のことを指します。

主な副作用には

  • 眠くなる
  • 喉の乾き
  • 体にブツブツが出る、かゆくなる
  • 胃痛
  • 吐き気
  • めまい
  • 下痢

などが挙げられます。

生酵素サプリで副作用が出る理由

生酵素サプリに含まれている酵素は人間の体にもともとあるものだから副作用は起こらないのでは?と思うかもしれません。

しかし、原材料として使われている野菜や果物が原因でアレルギーを起こしてしまう可能性はあります。

食物アレルギーで起こる

  • 口腔内や喉が腫れたり、かゆくなったりする
  • 吐き気
  • 腹痛

といった症状も、一種の副作用であると言えるでしょう。

原材料以外に着色料や保存料が原因でアレルギーを起こしてしまうケースもあります。

また、サプリの種類によっては薬との飲み合わせで体調不良を起こしてしまったり、薬の効果を弱めてしまったりすることがあります。

生酵素サプリの場合も薬と併用することで思いもよらない副作用が出てしまう可能性もあるので注意が必要です。

他には過剰摂取による副作用も考えられます。

例えばビタミンB群やCなどの水溶性ビタミンは過剰摂取しても尿に溶けて排出されるので特に問題はありません。

しかし、ビタミンAやDなどの脂溶性ビタミンは体に吸収されやすく尿で排出されないので、取りすぎると食欲不振や頭痛などの症状が出てしまうことがあるのです。

生酵素サプリに配合されているのはビタミンB群が多いのであまり心配しなくてよいのですが、ビタミンB6を過剰摂取すると感覚神経障害が起こる可能性があります。

生酵素サプリを飲む際に気をつけるべきポイント

副作用が出ないようにするためにも、生酵素サプリを飲む際に気をつけるべきポイントについてまとめてみました。

安全性を確認する

サプリは口に入れるものなので、安全性を確認するのは非常に大切です。

残念ながら現在の日本ではサプリの安全性や品質に関する明確な規制はありませんが、GMPの規定はあります。

GMPとはGood Manufacturing Practiceの略で、原料の仕入れから製造、出荷のすべての過程で安全性と品質が一定の基準に達しているという証です。

GMPを遵守しているサプリにはGMPマークが付いているので、生酵素サプリを選ぶ際の参考にしてください。

原材料をチェックする

生酵素サプリの中には様々な野菜や果物を原材料として使っているものも少なくありません。

食物アレルギーのある人は、サプリを選ぶ際に原材料に何が使われているかをきちんと確認しておきましょう。

薬を服用している人は医師に確認する

持病などで普段から薬を服用している人が生酵素サプリを飲む場合は、飲む前に医師に「飲んでも問題ないか」をきちんと確認してください。

薬の種類によっては思いもよらない副作用が出たり、薬の効果を弱めてしまって持病が悪化してしまったりする可能性もあるので注意しましょう。

1日の摂取量を守る

生酵素サプリは一度にたくさん飲んだからといってより高い効果を得ることができたり、早く効果が現れたりするわけではありません。

それどころか過剰摂取による副作用が出る可能性もあるので、記載されている摂取量は必ず守るようにしてください。

好転反応と副作用

薬やサプリを飲むことで現れる症状は副作用だけではなく好転反応の場合もあるという意見も見かけます。

好転反応はもともと東洋医学で使われていた言葉で、自然治癒力により健康な体に向かっていく過程で、一時的に起こる体の不調のことを言います。

例えば体内に溜まっていた毒素を排出する過程で下痢が起こったり、皮膚に湿疹ができたりします。

健康なところに悪い症状が出るのが副作用、もともと悪かった部分が一時的に更に悪くなるのが好転反応だと言われていますが、これはあくまで東洋医学における考え方です。

西洋医学では好転反応に科学的根拠はなく、また東洋医学においても副作用と好転反応を見分けるのは簡単ではないとされています。

ですから生酵素サプリを飲んで下痢・肌荒れ・便秘などの症状が出た場合、「好転反応だから」と軽く考えてサプリを飲み続けてしまうのは危険です。

例えば肌荒れは、もともと肝臓での解毒がしっかり行われず溜まった毒素が皮膚から排出されている状態です。

つまり、生酵素サプリを飲んでいて肌荒れが起こった場合、肝臓に何かしらの負担がかかっていて解毒ができていない可能性もあるのです。

生酵素サプリを飲んで体調不良が起こってしまった場合はすぐに服用を中止して、かかりつけの病院で相談してくださいね。

生酵素サプリの副作用まとめ

品質や安全性の高い生酵素サプリでも、副作用が起こる可能性はゼロではありません!

飲み方をきちんと守り、万が一何かしらの症状が出た場合は無理して飲み続けることは止めて医師の診察を受けるようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です